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病棟について

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精神科病棟について

私たちの病棟は個室7室、大部屋9室の計40床で構成されています。医師、看護師、薬剤師、精神保健福祉士、臨床心理士、管理栄養士といった様々な職種が協力してチーム医療を実践しています。また、身体診療科との連携もスムーズで、精神科に入院しつつ身体合併症に対する治療も行えます。

対象疾患

幅広い精神疾患に対して入院治療を行っております。特に、難治性統合失調症、クロザピンの導入症例、難治性うつ病、電気けいれん療法、身体合併症を有する精神科症例などです。認知症に関しては認知症センターと共同して、認知症の検査および認知症に伴う精神症状の治療などを行っています。

当科病棟の特色

当院は総合病院であり、身体科の医師と連携して治療を行うことができることが大きな強みです。例えば、電気けいれん療法は麻酔科医と連携して、全例を手術室で行うなど安全性には最大配慮して治療を行っています。また、治療抵抗性統合失調症に対するクロザリルの導入の際も、必要に応じて内科と連携できる体制が整っています。そのため、万が一重篤な副作用が出現した場合も、速やかに内科と連携して適切な対応を行うことができます。
近年、精神疾患患者の高齢化のニーズに応えるべく、身体合併症の治療が必要な症例について積極的な受け入れを行っています。その結果、せん妄予防などに繋がっています。

入院される患者さんへ

当科では、週1回、医師、看護師、薬剤部、ソーシャルワーカーも含めて多職種でカンファレンスを行っており、心理士も含めて多面的に一人ひとりの患者を捉え、個別化した最善の治療や退院調整が行えるような体制をとっております。
原則として、外来主治医が入院予約をいれ、ベッドコントロール後に入院となります。ベッドコントロールの観点から緊急入院が難しいことがありますので、予めご了承ください。また、当科は精神科医療の中でも特に急性期医療、身体合併症管理を主体とした入院治療を行っております。病状によっては近隣の病院への転院等をお勧めしておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
新たな病院の指針で、入院前に新型コロナウイルスのPCR検査が陰性であることと、胸部レントゲン検査で異常がないことが必要となっております。新型コロナウイルスの影響を受け、入院後も院内外出を控えて頂いております。試験外泊や試験外出は忌引きなどやむを得ない事情がある場合以外は原則禁止で、家族との面会も原則禁止となっております。ご不憫をおかけして誠に申し訳ございません。