診療案内

診療案内
General psychiatric outpatient
一般精神外来

診療体制

産業医科大学病院 神経・精神科は、毎週月曜日から金曜日に外来診察を行っています。新患受付は、月、水、金の午前8時30分~11時まで行っており、初診の診察医が主治医となり治療を継続していきます。

対象疾患

外来スタッフの多くは産業医としての経験を有しており、勤労者のストレス性疾患、特にうつ病の治療に力を注いでいます。その他にも、統合失調症、気分障害、ストレス性疾患、中毒性精神疾患など多岐にわたります。疾患の特性によっては専門外来の受診をお勧めすることもあります。

特性

臨床精神薬理学を専門とする指導医が多く在籍しており、気分障害、統合失調症(急性期)の薬物療法が充実しています。また、臨床心理士によるカウンセリングや、復職リワークプログラムも行っています。

専門外来

物忘れ外来

当科では、認知症について不安や心配がある方が、身近なところで気軽に受診し、相談できる外来として物忘れ外来というものを行っております。
相談や助言などを行います。ご家族様の対応の仕方などもお話しさせていただきます。また、必要に応じて、各種制度やサービスなどの相談窓口の紹介や、かかりつけ医や家族などへの情報提供や専門医療機関への紹介などを行います。
「最近、物忘れがひどくなった」や「新しいことがなかなか覚えられない」など、心配な方や周りから勧められた方など、どなたでもお気軽に受診してください。

職場のメンタルヘルスの重要性

21世紀を迎えメンタルヘルスの問題は、産業医学の中でもますます重要視されています。うつ病や統合失調症をはじめとする精神疾患は、現役世代の社会適応を直撃する、経済的損失の大きい障害であり、その対策は国家的課題にも挙げられています。
『精神疾患は生涯有病率が24.2%と高く人生早期に始まるため、その社会経済コストは英国では年間約6.6兆円と試算されている。WHOの統計(YLDs、DALYs)でも、社会経済損失を引き起こす疾患の多くが精神疾患であり、ガン、生活習慣病とともに三大国民病といえる。精神疾患には対症療法しか存在せず、慢性に経過し生涯にわたり病を抱えることになる。英国の有識者会議は、精神疾患の予防・克服を国家目標とすべきとの提言を行っており[Nature, 2008]、我が国でも早期介入による精神疾患の克服は国家的課題であるが、その原因解明は端緒についたばかりである』(日本生物学的精神医学会、2010年)
年間6.6兆円は消費税2.6%の増収分に相当します。「6.6兆円」は英国の数字なので、人口や経済規模を考えると、日本では更に高コストとなるでしょう。そう考えると精神疾患のもたらす社会経済損失が、いかに莫大か想像できるでしょう。