入局希望の方へ

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入局を希望されるみなさんへ

教授からのメッセージ

産業医科大学精神医学教室では、一般精神医学を広く深く習得することができます。スタッフは産業精神医学、気分障害、統合失調症、児童思春期精神医学、認知症、リエゾン精神医学の専門家です。毎日外来・病棟でのきめ細かい指導を行っています。多くの医局出身の先生方が全国で産業医として活躍しています。価値観が多様化し複雑に、多文化との共存が日常になった現在こそ、精神医学の素養を身に着けた産業医が期待されています。当教室はこのようなニーズに十分に応えることのできる場であると自信をもって言うことが出来ます。一人でも多くの方がわたしたちのメンバーになってくれることを待っています。

教授 
吉村 玲児

医局長からのメッセージ

メンタルヘルスに精通した産業医の起用をはじめ、職場のメンタルヘルス対策を打つことは、わが国の企業にとって十分経済コストに見合う「投資」となります。実際、各企業からメンタルヘルスを得意とする産業医は引く手あまたです。当教室では、このような社会的ニーズに応えるべく、職場における精神疾患のより良い理解や対応のできる医師を育てています。
臨床面では、後期研修終了(卒後6年)を目途に、精神保健指定医や精神科専門医の取得も視野にグループ指導が充実しています。
研究面では、産業精神保健分野、分子・画像・薬理、遺伝分野等の様々な側面から研究を行っており、希望に応じて大学院進学、博士号取得、海外留学も可能です。
一方、子育てしながら仕事する女性医局員も近年増えています。女性医局員にも働きやすい職場環境を心掛けていきます。見学は随時受け付けています。お気軽にご連絡ください。

医局長 
小西 勇輝
教室での教育体系の特徴
当医局は教育医長/副教育医長を専任し、教育に力を入れています。最初の3年間は基礎を学ぶ重要な期間です。当科では、入院主治医、新患外来指導、カンファレンス、勉強会への参加から始まり、2年目から新患外来も行うという段階的な教育を心掛けています。4年目以降の基礎が確立した後に、各個人の興味に応じてた専門分野で学べるよう、医局として支援しています。精神保健指定医、各学会の専門医などの資格取得はもちろんのこと、産業医学ディプロマ(現時点では更新が生涯不要な資格)が取得できるのが当大学最大の特徴です。また、研究に興味を持たれた先生は大学院へ進学し、医学博士の学位取得を目指しています。現在、定期的に研究ミーティングを行っており、医局として研究活動の支援も行っています。
オンライン授業について

昨今の感染症の流行から、当科はいち早くオンラインでの授業や勉強会の環境作りに取り組んでおります。現在、大学の授業はもちろん、医局員同士の勉強会もオンラインでおこなっております。そうすることで感染症対策はもちろん、他施設に出向している医局員にも勉強会に参加をしてもらい、施設を超えた活発な意見交換に役立っております。オンラインのメリット、デメリットを考え、今後もオンラインの良さが生かせる場面では、オンラインでの授業や勉強会を継続していく予定としております。

卒後シミュレーション

(精神科専門医取得コース例)

1年目 臨床研修医(各研修先病院)
2年目 臨床研修医(各研修先病院)
3年目 専修医
4年目 専修医
5年目 専修医
6年目 専修医
7年目 助教
8年目 助教
9年目 助教
10年目 産業医
11年目 産業医(義務年限終了)

シーリング制度のため県外提携先1年以上出向が必要。
詳しくは医局までお問い合わせください。

大学病院では措置症例取得が少ない可能性があります。(卒業生の学外派遣は最大で2年半)

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